こんにちは。
突然ですが、数年前にペルー人の方からナンパされた話を書いていきたいと思います。
それはとある昼下がり…もとい、お昼休憩の時…私は会社から出て近くのショッピングセンターでソフトクリームを買い、店先のベンチに座って食べていました。
比較的暑い日でした。
食べている目線の先には季節に合わず、真っ黒のスーツを着た外国人男性がうろうろしている姿がありました。数回目が合いました。
その男性はソフトクリームを購入すると、わりかし広めのソファーで他も空いているにも関わらず、私の隣へ座りました。
男「今日は暑いねー」
と話しかけてきます。
私は人見知りですが、基本この人あやしいとか嫌だなと、直感で嫌悪感がなければ、話しかけられたら笑顔で応えます。
私「そうですねー暑いですねー(⌒∇⌒)」
と返しました。
すると男性は嬉しそうにいろいろと話しかけてきました。
日本語はとても流暢でした。
どうやら数年前から日本へ住み始めたようで、ペルーの方だということもわかりました。
私もにこにこ応対するのであちらも軽快に話をしてきます。
数分会話が続いたときに、おもむろに携帯を出してきました。
ペ「占いが得意なんだ。君の誕生日と星座をここに打ち込んで」
私は?????となりながらも素直に打ち込みました。
すると次は、
ペ「電話番号も…お願い☆(⌒∇⌒)」
なぜか断れず打ちこんでしまう私…
ペ「名前☆(⌒∇⌒)」
ピコピコ
ペ「何かあったときに物を送りたいから住所も☆(⌒∇⌒)」
私「いやぁ住所は……」
ぺ「お願い☆(⌒∇⌒)」
脳みそが沸いていた私…住所を打ちこむ…
さすがに怖かったので若干違う住所を☆(⌒∇⌒)
笑顔で帰るペルー人男性。
やっちまったな(~o~)の私。
それからは電話がまぁまぁのペースでかかってきます。
何してるの~から始まり、大体会おうよという内容でした。
時が経つにつれ、恐怖を感じたので私は会うまではするつもりはありませんでした。
しかしとっても感心したのが、毎回の電話で必ず
「君に会えなくてさみしいよハッアン…君がいないと元気が出ないよハアン」
という風にあまーい吐息交じりになかなかのくさいセリフを言ってくるのです。
さすが外国人といったところでしょうか。
あまーい吐息交じりというのが重要です。
ある日の電話口で、いつものように
「君に会えなくてさみしいよハフン…君がいないと元気が出ないよハア…」
というようなセリフをはいている最中でした。私の方にキャッチが入りました。
私「あ、電話が来た!」
と言った途端!!
ペ「君に会いたいハフ!!!!(とってもキリっとした声で)大丈夫だよ!電話切るね」
と言われました。
ずーっとずーっとハフンハフンとあまーい吐息交じりの声だったので元の声すら忘れていましたが、キリっとした声を聞いて、口説く用にあの喋り方だったのか!!!
と笑ってしまいました。
私だけかもしれませんが、私は今まで電話口であまーい吐息交じりで終始口説かれることがなかったので、とても新鮮でした。
彼は日本で大きい災害があったときも心配して電話をくれました。
とても良い人だったのだと思います。
でも結局一度も会うこともなく、電話も出るのをやめたらもう連絡はこなくなってしました。
それでも1年2年後とか忘れたくらいに着信はありましたが…
今では早い段階であなたの気持ちには応えられない、と言うべきだったなと反省しております。
どこかで良い人と巡り会えていることを願います。
そして、他人の携帯に自分の個人情報を打つなんて皆さんはマネしないでくださいね☆(⌒∇⌒)
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